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堀川へもどる <河守神社> [建築]

おっと、堀川を通るのに守護神である「河守神社」にお参りせんで通り過ぎてはなりません。 おおもとは京都の貴船神社、つまり「水の神様」です。水巻町商工会のHPによりますと、1194年(建久5年)源頼朝の家人、宇都宮上野介麻生重業が花尾城を築くとき、農耕水利災難厄除守護神として、現在の水巻町吉田小学校の南にある、貴船神社へ、京都より五柱を分祀したとあります。

さらに1760年(宝暦10年)に、この五柱のうち大山祇神岡象女神を一柱分祀することで、河守神社は建立されたようです。現在の建物がそのとき以来のものなのかどうか、いま筆者の知るところではありません。どなたか、ご存知の方がありましたら、コメントをお願いしますm(._.)m 

この岡象女神(「みずはのめのかみ」と読むそうです)とともに、1751年(宝暦元年)堀川工事を再開した、黒田家の第六代当主、黒田継高も祀られています。堀川の工事は1762年(宝暦12年)に完成していますので、まさに堀川を守るために、造られた神社ですね。

この神社の狛犬は、ちょっと変わっていて逆立ちをしています。水巻は頃末の伊豆神社の狛犬も同じように逆立ちをしているのですが、この辺りの神社にはどうも変わりものが多く独特の狛犬文化圏を形成していて、狛犬研究者にとっては貴重な存在だそうです。さすが、川筋は「げってん」もんがおおいとですね。

また、河守神社と遠賀町の高家天満宮、岡垣の高倉神社は、奉納相撲がさかんで、『遠賀の三大相撲』と呼ばれていたそうです。

<撮影:K.B.>2007年2月※2枚とも


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コメント 23

薩摩飛脚

懐かしのデロリンマンはさすがに「魂のふるさと」と自称するだけあって、
神社の近くに住んでいたのですね。納得しました。

それにしても、逆立ちの狛犬は珍しいものとは初めて知りました。
近くの伊豆神社の狛犬も逆立ちしているので、それが当たり前かとおもっていましたよ。

赤か毛さんのブログは、ほんとためになりますね!
by 薩摩飛脚 (2007-03-12 00:02) 

赤か毛

飛脚さん
伊豆神社の狛犬も、かなりユニークですね。昨年訪れたとき、偶然見つけおどろいたのですが、今回河守神社の件を知るに付け、この一帯(遠賀~鞍手)に、逆立ち例が多いということを、初めて知った次第です。
このような再発見があると、とても嬉しいですね。
by 赤か毛 (2007-03-12 07:37) 

赤か毛

K.B氏撮影の2枚目の写真をよく見ると、両足を広げたユーモラスな狛犬の様子が分かりますね。
なんだか、足をバタバタさせて、参拝者にアピールしているようで、笑えます。
by 赤か毛 (2007-03-12 13:18) 

薩摩飛脚

狛犬天国、面白いです。
いやはや、水巻近辺が変わり者の狛犬の宝庫だったとは驚きです!
伊豆神社の狛犬も、よくよく見れば「なんじゃこりゃ!」って吹き出してしまいます。
ほんと、変なの!
by 薩摩飛脚 (2007-03-12 23:45) 

赤か毛

飛脚さん!
「こんなんでいいと!?」っちゅう感じでしょ!
なかなか大胆ですよね。今度行ったとき、まじまじと見てしまいそうです。
by 赤か毛 (2007-03-13 10:41) 

jack_s

昨秋、頃末の伊豆神社でおばさんたちから、
「お兄さんたち、ようお勉強しよんしゃあね」
と言われましたな。
まさに、その狛犬を見ているときに。
by jack_s (2007-03-13 21:21) 

赤か毛

jack_sさん
ひょっとして、狛犬研究がご専門ですか!?(^o^;
その狛犬、裏側に廻ると、もっと驚愕の事実が判明したらしいのです。
狛犬天国(http://www10.plala.or.jp/comainu/)の福岡ー水巻ー伊豆神社のところを見てみてください。
笑ってしまいますよ。
by 赤か毛 (2007-03-13 22:16) 

風来坊

確かに、文句なしに笑える!!!
by 風来坊 (2007-03-13 22:41) 

Jack_s

水巻の狛犬素晴らしい!!どんな世の中にも、巻かれず、流されず、超然と「逆立ちしとる犬に、何言われてもわからんもんね〜」と無敵のポーズを決めとる!しかし、逆立ちも相当な期間になるやろうけど、そろそろ頭に血がのぼってきとらせんかね。
狛犬天国、すごいですね。
by Jack_s (2007-03-13 23:16) 

赤か毛

風来坊さん、jack_sさん
楽しんでいただけたようで、嬉しいです。
無敵のポーズには、浮世離れした孤高の精神が宿っているのですね!?
どうして遠賀・鞍手地方に逆立ち狛犬が多いのか!?
ちょっと突っ込んでみたくなります。

あと、ついでといってはなんですが、ALL-Aさんのホームページで、この春、西鉄宮地岳線が廃止になるということで、宮地岳とその沿線の写真を特集されています。宮地岳神社の参道が、ずーっと海に向かって伸びているのを見ると、大陸や半島との強いつながりを感じずには居れません。

宗像大社も海に向かった軸線をもつ、境内配置をもつといわれていますし、北九州地方に共通の独自性は、このようなところにあるのかもしれません。
狛犬の独特な文化圏も無関係ではないと思います。
狛は、高麗と同義の場合があるようですし、対馬海峡を挟んで密接な文化圏を持っていたと考えるのは素人の「古代」妄想でしょうか!?(^o^;
by 赤か毛 (2007-03-14 00:09) 

赤か毛

おっと、ALL-Aさんのサイトは、こちら→(http://blog.all-a.net/?eid=593964#sequel)です。
この方もすごいですよ!
by 赤か毛 (2007-03-14 00:13) 

ちょび

おお~~ 狛犬がさかさまとは! よ~くよ~く見ようと老眼鏡かけて近付いてみたけど 細部が見えそうで見えん、見えんようで見えたような・・・おっもしろ~い こんなの初めて知りましたぁ。
by ちょび (2007-03-14 19:45) 

赤か毛

ちょびさん!ようこそ「洞海湾通信」へいらっしゃいました。
逆立ち狛犬面白いですよね。私も昨年の秋、頃末の伊豆神社で始めて知った次第です。
もし詳しくご覧になりたいようでしたら、狛犬天国(http://www10.plala.or.jp/comainu/)でわりと大きな写真見られますよ!
福岡県の遠賀郡を探してみてください。
今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。気軽にコメントしてくださいね!
by 赤か毛 (2007-03-14 19:57) 

くろねこ屋

こんばんは。
いつも勉強させて頂きありがとうございます。
逆狛犬ですか・・・おもしろいですよね!

ブログのほうにもうれしいコメントありがとうございます。
by くろねこ屋 (2007-03-14 20:29) 

赤か毛

くろねこ屋さん、いらっしゃい!
このブログで息抜きしていただければ、うれしいです。
うまく、お店のイメージが伝えられるといいですね。
by 赤か毛 (2007-03-14 21:09) 

二つ目草

河守神社は堀川の工事の難所「車返しの切貫」の近くにありますね。
瓦に「水」の字が入っていました。
あの辺り、堀川をもっと整備して、先人の偉業を学べるようにしたらよいのに。

逆立ちの狛犬は、平成筑豊鉄道田川線崎山駅近くの小さな神社にも居ました。http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2006/06/11__1bff.html
相棒はちんちんをしていました。
by 二つ目草 (2007-03-14 21:34) 

赤か毛

二つ目草さん!
新情報有難うございましたm(_._)m
これでまた一つ、独特の狛犬文化圏の証拠が増えました。
崎山駅というと京都郡ですか!?豊前の国ですよね。
狛犬天国さんには、遠賀地方に多い、と書いてありましたが…
しかし、二つ目さんはいろんなところを良くご存知ですね!!
すごい!孫悟空が、遠くまで言って御釈迦さんの手のひらを見つけたときのような気分です。
これからも、いろいろと教えてください。

瓦の「水」は、やはり岡象女神のシンボライズされたものですね。
しかし、イザナミのミコトのおしっこから生まれた、というのもちょっと度肝を抜かれるというか、古代の人たちの感覚は、かなり自然だったようですね。(+_+);
by 赤か毛 (2007-03-14 21:56) 

赤か毛

追伸:二つ目草さん
狛犬のステレオビュー、楽しませていただきました。
私には「クロスヴュー」の方が楽に、しかも大きく見えますので、細部まで観察できました。これは、カメラ自体にこのような機能があるのですか?
写真ブログの新たな可能性を見せていただいて、感激しています。
重ね重ね有難うございました。
by 赤か毛 (2007-03-14 22:01) 

二つ目草

逆立ち狛犬は石灯籠のてっぺんで逆立ちしているのも見たことがあります。
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2004/10/post_3.html
たしか木屋瀬あたりだったかなあ?

罔象女神の出生の秘密は面白いですね。
イザナミが火の神カグツチを産む時に、陰部を焼かれて、その苦しみで漏らしたおしっこだそうで、すごい発想です。

ステレオ写真は、普通のデジタル一眼で撮っています。
写真を撮ったら、少し体をずらしてもう一枚。
その2枚を並べて貼り合わせて作ります。
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2005/12/post_d95d.html
by 二つ目草 (2007-03-14 22:54) 

二つ目草

近代遺産の記録にもステレオ写真を活用しています。

南河内橋のレンティキュラートラス構造
http://futatsumekusa.air-nifty.com/blog/2006/05/9__7019.html

特別な機材はいりませんので、お試しあれ
by 二つ目草 (2007-03-14 23:06) 

赤か毛

二つ目草さん、ミズハノメノカミの誕生の秘密と同じくらい、ステレオ写真の制作の秘密、感動しました。「ちょっと」の感覚がミソですね。
by 赤か毛 (2007-03-14 23:27) 

atom

はじめまして このようなHPがあることを知り、本当に嬉しく思います。
折尾の開発で「歴史漂う水辺と憩いのまち」にしたいと活動をしています。
現在、折尾駅の歴史的価値を考える会を立上げ、
2月18日に、尾道先生・清水先生・木元先生をお招きし「折尾駅再発見」というセミナーを開催しました。
国内に2階建て木造建築の駅は折尾駅・門司駅・原宿駅・日光駅の4つしかないという話しなど、本当に歴史的価値のある事をしりました。   
折尾駅の横を流れる堀川をどぶ川なので埋めてしまえと言う方もいますが、堀川は、自然発生の川ではなく、180余年もかけてほられた運河です。
この堀川で良質な石炭を洞海湾に運べたらこそ、北九州市の発展、日本の発展があったのです。
その歴史や価値を知らないから、感謝の気持も誇りも起きないのではないかと思います。
また、折尾駅から東筑に向う途中に折尾保育園の隣に赤煉瓦のトンネルがあります。西鉄電車の高架のアーチ部分が斜めにねじれていているので『ねじりまんぼ』と呼ばれ、日本最大級です。
更に、赤煉瓦のトンネルは、福北ゆたか線を挟み両側に3・3連、変則6連のトンネルがあり、傍に赤煉瓦の蔵もあります。昔は9連だったようですが、3連は西鉄電車の駅ビルを新しくする時?に壊されたようです。
現在、白石書店があるところです。
ですから、あの狭い東口駅前広場に折尾駅・堀川・ねじりまんぼなど、歴史的価値のあるものがあるということです。
多くの方が、このことを知りません。知らないから伝えられないと思うのですが、これを後世に伝えるためにも、多くの方に知って頂き、ぜひ、この開発でこれらが活かせるようにしたいと思います。
最近、折尾高校に『堀川ものがたり館』という資料館が出来ました。
その開館記念として、「ホタル舞う、堀川再生に向けた講演会&討論会」が
あります。
日時:3月18日(日)13時半~16時半
場所:折尾高校視覚室
お忙しいと思いますが、是非、ご参加ください。
またお知り合いの方にお知らせいただけると嬉しいです。
よろしくお願い致します。
by atom (2007-03-15 23:19) 

赤か毛

atomさま
ようこそ洞海湾通信にいらっしゃいました。
そして、貴重な情報とコメント、心より感謝いたします。
おっしゃるように、私も含めて地元の良さや、歴史・価値をあまりにも知らなさ過ぎますし、その結果自分の生まれ育った街を大切にしないということになります。
このブログを通じて、私もいろいろと街のことを知るようになりましたし、ひとりでも多くの出身者・在住者にその良さを伝えることが出来たらと思っています。
東京在住ですので18日お伺いできるか、スケジュールを調整してみようと思いますが、出席できなくても、地元在住の仲間に声をかけてみようと思います。
お知らせ頂き有難うございました。
今後ともいろいろとご教示いただければありがたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。
by 赤か毛 (2007-03-16 06:21) 

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